K18(18金)とは、全体を24としたときに、そのうち18が金でできている素材のことです。言いかえると、重さの4分の3が金で、残りの4分の1に銀や銅などの金属を混ぜています。混ぜる金属の種類や組み合わせによって、イエローゴールドやピンクゴールドといった色の違いが生まれ、指輪として毎日身につけやすい硬さにもなります。この記事では、K18の意味と色の仕組み、プラチナ(Pt900)との違い、指輪で選ぶときの考え方をご紹介します。

K18(18金)とは?「18」が表す金の割合
金の純度は「K(カラット)」という単位で表します。宝石の重さを表す「ct(カラット)」とは別のもので、金の場合は全体を24として、そのうちどれだけが金かを示します。
- K24(24金):ほぼ純金。やわらかく、深い黄金色
- K18(18金):24分の18が金。全体の4分の3
- K10(10金):24分の10が金。半分より少し少ない
K18は「750」と表記されることもあります。これは全体を1000としたときに750が金という意味で、K18と同じ割合を別の書き方で表したものです。指輪の内側には、素材を示す「K18」などの刻印が入っていることが多いので、手持ちのジュエリーを見てみると確かめられます。
なぜ純金(K24)ではなくK18なのか
純金は、それだけではとてもやわらかい金属です。そのまま指輪にすると、毎日の暮らしの中で変形したり、傷がつきやすかったりします。そこで、金に別の金属を混ぜて合金にすることで、指輪として形を保ちやすい硬さを持たせています。
K18は、金ならではの色や輝きをしっかり感じられる一方で、日常で身につけやすい強さも備えた、そのバランスのよさから、婚約指輪や結婚指輪によく使われています。
K18の色の違いが生まれる仕組み
K18は「4分の3が金」という点ではどの色も同じです。色の違いを生むのは、残りの4分の1に混ぜる金属(割金〈わりがね〉と呼ばれます)の種類と配分です。
- K18イエローゴールド:銀と銅をバランスよく混ぜ、金本来の色味を生かした、あたたかく華やかな色
- K18ピンクゴールド:銅を多めに混ぜることで、ほんのりと赤みを帯びた、やわらかな色
- K18ホワイトゴールド:パラジウムなどの白っぽい金属を混ぜ、表面にめっきを施して白く見せることが多い
割金の配分は作り手によって異なるため、同じ「K18ピンクゴールド」でも、色の濃さや赤みの出方には違いがあります。写真や画面の色だけで判断せず、実物を見比べてみるのがおすすめです。

肌なじみの面では、イエローゴールドは手元を明るく華やかに、ピンクゴールドはやさしく見せてくれます。どちらが似合うかは肌の色味やふだんの装いによっても変わるので、実際に指に当ててみると分かりやすくなります。
K18とPt900の違い
婚約指輪・結婚指輪の素材としてK18と並んでよく使われるのが、プラチナのPt900です。Pt900は、全体を1000としたときに900がプラチナという意味です。ふたつの素材の違いを、指輪を選ぶときに気になる点で整理してみます。
色と印象
Pt900は、清らかで澄んだ白い輝きを持つ素材です。K18は、混ぜる金属によってイエローやピンクなどの色を選べるのが特長です。白で上品にまとめたいか、あたたかみのある色を手元に添えたいかで、印象は大きく変わります。
重さとつけ心地
一般に、プラチナは比重が大きく、同じ形・同じ大きさの指輪ならK18よりもずっしりと感じられやすい素材です。しっかりとした重みを好む方もいれば、軽やかなつけ心地を好む方もいるので、実際に手に取って比べてみてください。
変色のしにくさ
Pt900もK18も、日常の汗や水で変色しにくい素材です。ただし、強い薬品や温泉の成分などによっては、色味に影響が出ることがあります。どちらの素材でも、家事で強い洗剤を使うときなどは外しておくと安心です。
価格
素材によって価格も変わります。たとえばステルジュラーレの婚約指輪 Warmは、Pt900 ¥218,000〜、Pt900 × K18 ¥248,000〜、K18 ¥308,000〜(いずれも税込・リング枠のみ)です。同じデザインでも素材ごとに価格が設定されているので、各リングのページで見比べてみてください。
指輪でK18を選ぶときのポイント
色は「肌」と「ふだんの装い」で考える
ふだん身につけている時計やアクセサリーがゴールド系なら、K18の指輪も自然になじみます。シルバー系のアイテムが多い方は、プラチナの白を基調に、ゴールドを少し添えるデザインが合わせやすいかもしれません。
ペアで色を揃えるか、変えるか
結婚指輪をペアで選ぶとき、ふたりで同じ色にするか、それぞれの好みの色にするかも考えどころです。色を変えても、フォルムを揃えれば並べたときのまとまりは保ちやすくなります。

プラチナとK18を1本で楽しむ「コンビ」という選択
「プラチナの白も、K18のあたたかな色も好き」という方には、ふたつの素材を1本に組み合わせたコンビリングという選び方もあります。白と金が隣り合うことで、それぞれの色がより引き立って見えます。くわしくはコンビリングとは?の記事でもご紹介しています。

ステルジュラーレのK18の考え方
ステルジュラーレは、プラチナ(Pt900)とK18ゴールドを組み合わせたコンビリングを中心にしたブライダルブランドです。プラチナには清らかで澄んだ白い輝きを、K18イエローゴールドにはあたたかく華やかな金の輝きを、K18ピンクゴールドにはやわらかく上品な色味を託しています。
デザインによっては、Pt900のみ、K18のみの素材もご用意しています。たとえば結婚指輪 Mooiは、Pt900、Pt900 × K18、K18の3つから選べ、レディースはPt900 ¥198,000〜(税込)です。素材ごとの印象の違いは、コンセプトページでもご紹介しています。K10など、その他の素材への対応は各リングのページや取扱店でご確認ください。

よくある質問
K18と18金は同じ意味ですか?
はい、同じ意味です。どちらも、全体の24分の18が金でできている素材を指します。「750」という表記も、同じ割合を1000分率で表したものです。
K18の指輪は変色しますか?
K18は、日常の汗や水で変色しにくい素材です。ただし、強い薬品や温泉の成分、化粧品などが付いたままになると、表面がくすんで見えることがあります。気になるときは、やわらかい布で拭いたり、取扱店に相談したりしてみてください。
K18とK10はどう違いますか?
K10は金の割合が24分の10で、K18よりも金が少なく、そのぶん別の金属が多く含まれます。色味や輝き、価格にも違いが出ます。どちらが合うかは、デザインや好みによって変わるので、取扱店で実物を見比べてみるのがおすすめです。
イエローゴールドとピンクゴールド、どちらがいいですか?
どちらがよいということはなく、好みや肌なじみで選んで大丈夫です。手元を明るく華やかに見せたいならイエロー、やさしくやわらかな印象にしたいならピンクを目安にすると考えやすくなります。
ゴールドの色は、指につけて確かめて
K18の色は、光の当たり方や肌の色によって見え方が変わります。イエローとピンク、プラチナとの組み合わせ。写真では分かりにくい違いも、実際に指につけてみるとすぐに感じられるはずです。
ステルジュラーレのリングは、全国の正規取扱店で試着・ご購入いただけます。気になる素材の組み合わせがあれば、ぜひお近くの取扱店舗で見比べてみてください。
